最高の食事で最高の体作りを!

2022.10.12

最高の食事で最高の体作りを!

こんにちは。中川です。

 

10月の3連休が終わってしまいましたね。10月も中旬に差し掛かりあっという間に11月になってしまいそうですね。

以前のブログで秋といえば食欲の秋ですね(笑)なんて書いたのですが皆さんは秋の味覚は食べていますか?実は秋の味覚には体に良い食材がたくさんあるんです!今回は以前ブログで書いた自律神よいの乱れに良い食材を紹介していきます。

初めにそもそも何故自律神経が乱れてしまうのでしょうか?それは生活習慣の悪さや、日々抱えているストレス、食生活の乱れが原因だったりします。生活習慣は仕事の関係などで改善が難しかったりしますが食生活の乱れや、ストレスは食事内容の取り方で改善できることがあります。何故かというと身体から分泌されるホルモンが関係しています。

皆さんは幸せホルモンなんて言葉を聞いたことはありますか?【幸せホルモン】とはその名の通り、心を楽しく元気にしてくれる大切なホルモンのことを指します。特にオキシトシンセロトニンドーパミンの3種類が有名で、それぞれが違う働きを持っています。

オキシトシン これは心に安らぎを与え、気持ちを前向きにしてくれるホルモンです。もともとは出産や子育ての際に分泌される物質として有名でした。いわば愛情や穏やかなふれ合いの中で生み出されるホルモンで、気の許せる相手であれば、対象は友達や同僚など家族以外でもOK。アメリカのとある大学からは、困っている人を助けた際にオキシトシンが大量に分泌するという研究結果も発表されています。

このオキシトシンを分泌する方法は様々ですがいくつか簡単なのをご紹介します。

①抱っこをしたり、手をつないだり…。家族や恋人と積極的にスキンシップを取る。
②ペットとのふれ合いはオキシトシンの分泌に効果的。飼えない人は動物の動画を見るのもオススメです。
③気の合う仲間と楽しい時間を共有しよう。一緒に食事やショッピングなどに出かけるのもOK
④積極的に人を褒めたり、感謝の気持ちを伝えるのも◎。
⑤毛布やぬいぐるみなど、手触りが気持ち良いモノを揃えよう。ギュッと抱きしめて眠るのも効果あり!

セロトニン オキシトシンと同じく「幸せホルモン」と呼ばれているセロトニンは脳内の神経伝達物質のひとつで、ドーパミンやノルアドレナリンを制御して精神を安定させる働きを持っています。セロトニンの材料はトリプトファンと呼ばれる必須アミノ酸です。また、これと一緒にセロトニンの合成を助けるビタミンB6を摂るとより効果的です。トリプトファンとビタミンB6を多く含む食べ物には次のようなものがあります。

大豆製品…豆腐、味噌、納豆など
乳製品…チーズ、ヨーグルト、牛乳など
その他…ピーナッツ、卵、バナナ、まぐろ、かつお、きのこ類など

セロトニンは脳と腸の両方から分泌され、気分の安定や睡眠と密接な関係にあります。セロトニンは腸を動かす指令を出す際にも使われるので、腸内環境を整えて便秘を予防に努めることも大切です。また、運動をしたり日光を浴びたりすることでも増やすことができます。食事だけではなく生活面にも意識を向けましょう。

食事の面ではセロトニンの分泌が増えるようにトリプトファンやビタミンB6の摂取を心がけ、オキシトシンを増やしたいときは人や動物とスキンシップをとる機会を増やし、食事を美味しく食べることを意識すると良いでしょう。

秋の味覚といえばきのこ!これからの時期は寒くなってくるのできのこを使った味噌汁グラタンなど身体が温まる物を食べて腸の活動も促してあげるとより効果的です。

良い食事をして心身ともに良い身体をつくりましょう!!

お体のことで、何かお悩みがあれば当院にご相談下さい!



スタッフ 中川 進吉