2022.10.06
10月になりました。
こんにちは。中川です。
10月になり1週間が経過しようとしております。皆様いかがお過ごしでしょうか?最近はすっかりと夏らしい天気が無くなり秋らしい日が続いてますね。そろそろ衣替えを考えなくてはですね(笑)
さて10月と言えば皆様は何を思い浮かべますか?食欲の秋。スポーツの秋。読書の秋。様々なことを思い浮かべると思いますが忘れてはいけないものがあります。それは治療の秋です!10月は冬に移り変わる季節の変わり目です。季節の変わり目は自律神経が乱れやすく筋肉がこわばり怪我をしやすくなってしまいます。なので治療が必要なのです!
今日ではテレビやネットなどで自律神経神経というワードをよく耳にすると思います。皆様は自律神経がどういうものかご存知ですか?今回はそんな自律神経についてお話しさせていただきます。
自律神経とは、全身の器官をコントロールする神経系のことをいい交感神経と副交感神経から成り立っています。
交感神経は、身体の活動性を生みだす神経系です。昼間や活発に活動する時間帯に優位になります。交感神経は、心臓の働きを促進して血流を促進します。すると血圧・拍動・体温などが上昇するため、活発に活動するエネルギーがわきます。
副交感神経は身体を休息させる神経系です。夜間やリラックス中に優位になります。副交感神経は心臓の働きを緩やかにします。
血圧・拍動・体温などが下がるため、心身の緊張がほぐれやすくなります。睡眠・急速によって疲労回復が期待できるのも、副交感神経の働きによるものです。
自律神経の乱れは基本的には交感神経の働きが強くなっている状態の事を言います。本来、人の体は規則的な生活の元、自律神経系がうまくバランスを取ることで心身の状態を保っています。では何故自律神経が乱れてしまうのでしょうか。
1つめは人間関係や仕事での悩み、不安、強いプレッシャーといったストレスが原因で、交感神経系が優位な時間帯が長い状態が続くことがあります。そして、交感神経と副交感神経とのバランスが崩れ、自律神経が乱れてしまいます。
また、近年の娯楽や刺激にあふれた社会構造は交感神経を優位にしやすいと言われており、無自覚のうちにストレスをため込んでいる可能性もあります。コロナ禍での環境変化に伴うストレスの増加が原因で、自律神経失調症を発症するといったケースも見られます。
2つめは昼夜逆転の不規則な生活や偏食、睡眠不足のような生活習慣の乱れは、交感神経が優位になる時間帯が長くなることにつながります。例えば、夜遅くまでスマホやタブレットを見る行為は、本来、睡眠前に副交感神経が優位にならなければいけないところを無理やり交感神経側にバランスを振る行為ですので、注意が必要です。
また、過度な偏食は栄養状態が悪化するだけでなく、自律神経のバランスを保つために必要な栄養が摂取されないことにつながるためこれにも注意を要します。
3つめは疾患です。発熱や体の痛みといった、心身の疾患は自律神経系に影響を及ぼします。
4つめはホルモンバランスです。脳内で、ホルモンバランスを司る箇所は、自律神経のバランスを調整する箇所と近い位置にあるため、ホルモンバランスが乱れることで自律神経が乱れる場合があります。
女性ホルモンが急激に減少して起きる更年期障害が、ホルモンバランスの乱れを引き起こす疾患としては有名です。また、個人差はありますが、月経といった生体サイクルも原因になりうることが知られています。
対策としては意識的に休養や睡眠を取ることで、交感神経と副交感神経のバランスを保つことを意識しましょう。
ただし、休みっぱなしもダメで、交感神経も適度に刺激してあげる必要があります。睡眠、休養、食事、運動、そして現代においては勉強や労働も含めて、適度に休み、適度に体を動かすといったことを意識していく必要があります。
またトリプトファン、ビタミンB,E,C、カルシウムを多く含んでいる食べ物を積極的に食べるようにしましょう!
また自律神経の乱れは腸内環境を悪化させるので腸内環境を整えることも大切です。
これらのケアをしてもなお変化が見られない場合は是非一度当院の治療を受けてみてください!当院には様々な治療がありますので患者さんに一番適している治療をさせていただきます!
当院の自律神経の治療を紹介しているブログを以前更新しているのでリンクを貼っておくので是非そちらもチェックしてみてください!
https://www.kamata-seikotsu.com/blog/?detail=4747
https://www.kamata-seikotsu.com/blog/?detail=4263
当院は予約不要!毎日診療しておりますのでお気軽にご相談ください。ご来院お待ちしてます。
スタッフ 中川 進吉